鬼と龍
完全に追い詰められた逢たちは、アテムを睨んで注意をはらっていた。

アテムは余裕な笑みを浮かべていた。

突然、刀についている闇がまるで鼓動のように、ドックン、ドックンとし始めた。

(なんだ??)

シュラが、
「逢、闇を戻せ。暴走の予兆だ!!」

鼓動のするたびに形がおかしくなっていし、鼓動が早くなっている。

「でも、……」

アテムを見る。闇をコントロールできないと感じて戻した。普通刀のまま構えて飛掛かる機会をうかがった。
凪が、アテムに構えていた銃を下ろして、
「………ネオ??」

ネオ
「………わかった。……仕方ない。」

「ライカ」

地面に向けて電撃をだして煙幕を作って、逢の腕を掴み。アテムから逃げた。
(えー!!)

遠くのビルの屋上まで。

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