鬼と龍
(これなら……)
「ライカ!!」
銃から強い電撃が放たれた。
炎の球とぶつかりあった。
チャンスがくるのを待っていた逢も
(ヤバい!!)
炎の球と電撃は二つとも相殺した。凪が舌打ちをした。
(上手く鼓動に合わせたつもりなのに。まだ足りないの??)
アテムは少し驚いた顔して
「ブラボー!!何があったみたいね。特別にいい事教えてあげる。」
(いい事??)

「プロンズとシルバーの違いは、パワーが違うことと、特殊な力があることと、
そして最後に貴方たちが私に勝つことができない理由でもある……」
アテムの鞭がからだに巻きついて炎の西洋風な鎧になり、手には炎の鞭が!!
「久しぶりね。この格好になるのも。これが私たちがシルバーの所以(ユエン)、本当の力を封印していること。」
(すごい力を感じる。これがシルバーの本気!!)

アテムが
「お嬢ちゃん。がっかりさせないでよ。」
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