鬼と龍
逢と距離をとって闘っている時、凪は態勢を整えて、銃を構えた。
『ドックン、ドックン、ドックン』
(よし、コレに合わせて……)
銃が電気をためてきて、銃の端光ってきた。(これがネオの力!!)
ネオが
「新しい技を教えよう……ジクルだ。」
凪がアテムに向けて
「ジクル!!」
電撃が槍の象って、飛んでいった。
アテムが逢に気をとられていて気がつくのが遅く、躱せなかった。槍を直前で掴んだが、止まらなかった。
アテムの体を半分貫いた。
(やったか!?)

煙が舞った
そこから、
アテムがフラフラになって立っていた。横腹が炎の鎧ごとえぐりとられていた。
(直撃しなかったか!!)
アテム怒りながら
「よくもやったわね~!!死になさい。炎界(エンカイ)!!」
凪の周りに五つの紅い玉が☆を描くように位置についた。
その玉から☆の中心にいる凪に炎が出てきた。
凪の悲鳴が木霊した。
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