鬼と龍
次の日
逢はお昼頃にトイレで目を覚ました。
トイレに行こうとすると、体中が痛む。
(契約者になってから寝れば大抵のケガは治っていたのにな。暴走がこれほどヒドいとは……)
またため息がこぼれる。
トイレから戻ると
『グー』
と、リビングにいて目を覚ましている凪のお腹がなったのが聞こえた。
凪が顔を真っ赤にして座っていた。
逢が笑って
「ハイハイ。今、なんか作るよ。勝手に材料使って食べていればよかったのに………」
台所に立つと無残な姿になっていた。もう何もかも目茶苦茶だった。
(凪って、料理できないだな。)
そう思って、スパゲティをすぐに作った。
食べ終わった後、凪が
「学校休みってことにしておいたから。」

「ありがとう。」

その後、逢はまた寝始めた。
鬼神が凪に
「しばらく闘えないな。お前は大丈夫か??」
凪が
「うん。火傷はもう少しかかりそうだけど、生命Eは大分回復したよ。」
ネオが
「しかし、またシルバークラスが来たら……」
沈黙が流れた。
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