ピュア *first love*



休み時間。


さりげなくとか、自然にとかいう考えはやめて、ストレートに彼女の席へと向かう。


彼女は、俺の顔を見て、やっぱり気まずそうな表情になったけど、気にせず口を開く。


「田宮さんは、どの委員会に入る予定?」

「え、……委員会?」


白い肌が頬だけピンク色に染まってかわいい。俺を意識してくれていることが分かって嬉しい。


まじで純粋な女の子……。



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