【短編】両想いにさす薬
…なーーーんて
プロポーズじゃなかったけど
超・散らかった私の部屋で
カロリーの高い
ジャンクフードを食べながら
私なんて
さっきまで寝てたし
当然ノーメークだし
服はジャージ
でも和義の一言で
私は
頑張れると思った
和義のことほったらかしで
自分のことに精一杯だったのに
和義はいつも
優しいね
そんな和義が
かけてくれる言葉は
魔法の薬みたいに
私を元気にする
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