だって好き……
私の涙があまりにもとまらないから,お祭りの場所から少し離れた所に,三人で座った…
「門田,落ち着いたか?」
「はい…すみません」
美華ちゃんが先生に
「先生,今日も見回りなの?」
「ああ,見回りついでに,祭を楽しんでた(笑)」
「あの近くにいたの?」
「いや!少し離れた所にいたんだけど…誰かが揉めてるって,耳に入ったから,うちの学校の生徒だったらいけないと思って,慌ててきた…そうしたら,おまえ達だった…おまえ達が見えて,焦ったぞ…」