忘れたら…終。
その声は、まるで、地獄の奥底から聴こえて来る様だった…


一瞬でアタシ達はその場から動けなくなった。


そして、アタシ達は、眼を、恐怖の色に変えた…


13号室の中から、
首から紐を垂らし、伸び放題の髪の毛をして、
古いセーラー服に身を包んだ生徒が現れたからだ!

アタシ達はすぐに気づいた。
その生徒が、例の自殺した生徒だということに…

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