15歳からの恋愛白書
「曜介、オレが話すよ。
里山さんは悪くないから」



と、富田君が切り出した。



「誰もお前らが悪いなんて言ってねぇよ」



熊君の語気が少々荒くなってきた。



「それとも何かやましいことがあんのか?
何にせよ、2人でこんな朝早くから何してんのかは説明してもらうからな」



熊君が当然とばかりに言った。


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