15歳からの恋愛白書

●『Sky Blue』

6月、中間テストも間近に近づいたある日のこと。



「里山~」



英単語の参考書を睨んでいた私に熊君が話しかけてきた。



「どうしたの?」



「へっへ~、ジャーン!」



「何・・・あ~~~!!!」




熊君が誇らしげに見せた2枚の紙切れ。


しかしそれはただの紙切れではなかった。


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