15歳からの恋愛白書
「郁真・・・」


「オレには思い出という過去に出来る自信があるんだ。
オレはお前みたいに強くない。
お前と里山さんを失ったあの日から、ずっと怖くてたまらなかった。




「わ、私もだよっ」


私は、「分かる」と思わず口にした。


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