15歳からの恋愛白書
ふと横の熊君に目をやると、いつもはあまり見せない真剣な顔つきで聴き入っていた。
『それでは新曲、聴いてください。
【四つ葉のクローバー】』
私の視線に気付いた熊君は、ふと柔らかい笑顔に戻って、
「新曲だって、ラッキーだね」
と少しかがんで、私の耳元に小さな声で囁いた。
その声がいつもより優しく柔らかくて私は少しドキッとした。
そして熊君の優しく柔らかい声に負けず劣らず、その曲は甘いイントロで始まった。
『それでは新曲、聴いてください。
【四つ葉のクローバー】』
私の視線に気付いた熊君は、ふと柔らかい笑顔に戻って、
「新曲だって、ラッキーだね」
と少しかがんで、私の耳元に小さな声で囁いた。
その声がいつもより優しく柔らかくて私は少しドキッとした。
そして熊君の優しく柔らかい声に負けず劣らず、その曲は甘いイントロで始まった。