15歳からの恋愛白書
「ふぅん、じゃあ熊君とは?」
(次はそっちか・・・)
私だって、友達の恋話を聞いて楽しんだりする。
だけど、自分をターゲットにされると、こうも疲れるものなのかと実感し始めてきた。
「熊君とも、何もありません!」
私はきっぱりとした口調で言ったが、こちらもネタがあがっているようで。
「熊君は誰にでも分け隔てなく優しいけど、やっぱ梨恵は特別だよ。
休み時間とか、授業中とか、梨恵のこと見てるもん。」
「またまたそんなこと言って・・・。
他のモノ見てるんだよ。
熊君は落ち着きがないからさ~」
私はそう答えたが、真偽の程は別として、その情報は初耳だったので、少し驚いた。
(次はそっちか・・・)
私だって、友達の恋話を聞いて楽しんだりする。
だけど、自分をターゲットにされると、こうも疲れるものなのかと実感し始めてきた。
「熊君とも、何もありません!」
私はきっぱりとした口調で言ったが、こちらもネタがあがっているようで。
「熊君は誰にでも分け隔てなく優しいけど、やっぱ梨恵は特別だよ。
休み時間とか、授業中とか、梨恵のこと見てるもん。」
「またまたそんなこと言って・・・。
他のモノ見てるんだよ。
熊君は落ち着きがないからさ~」
私はそう答えたが、真偽の程は別として、その情報は初耳だったので、少し驚いた。