15歳からの恋愛白書
「お待たせ~、里山~♪」



学食から戻ってきた熊君は、さっきとは打って変わって、ご機嫌だった。


何か、好物でも食べてきたのだろうか。



(熊君らしいや、子供みたい)



ちょっと心配したのがバカらしくなってしまった。



「じゃ、行こっか」


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