15歳からの恋愛白書
文化祭の時と同じ会議室。


今度は誰も心配そうに廊下をウロつくことなく、部屋に入ってクラス順に座っている。



「あ、富田君、ここだよ」



「うん、ありがと」



やっぱりどこか元気がない気がする。


でも富田君のことだ、会議が始まればしっかりするだろう。



そう思っていた・・・が。


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