15歳からの恋愛白書
「富田く・・・」



私が彼の名前を呼び終わるよりも早く、富田君は私の両肩に手を置いて、顔を下に向けた。




・・・どくん



・・・・・・どくんどくん



さっきまでとは違う胸の音が私の体内で響き始めた。


< 83 / 206 >

この作品をシェア

pagetop