oneheart短編
「うん、じゃあ図書館行こっか」
「はい!」
今日は帰り道のコースをかえて、二人で図書館に向かった。
多分市内で一番大きな図書館は、夏は冷房、冬は暖房、が効いてて勉強が凄くしやすいんだ
先輩と大きめの机に二人向かい合って座る
微妙な近さに、今更ながらドキドキしだした。
「あの、これなんですけど」
ごそごそと鞄から数学の問題集を取り出す。
一部始終を先輩が見てるんだよ///
緊張しちゃって声が裏返ったら最悪
慎重に問題集のページを開いてわからない問題を指差した。
「あぁ、これね」