明日のそらに。
『、、、俺っ』


「好きです」




そこで初めて相手の顔を見た。

ひどく面食らった顔、、、。




部室の裏に立ち尽くす。

、、、たった二人だけで。



久しぶりに見た。
久しぶりに声を聞いた。




ずっとこのままで居られたらいいのに。


でも、
気づくと、私は逃げ出していた。






もう、何を言われても受け入れなきゃなのに。


もう、元には戻れないのに。

< 41 / 42 >

この作品をシェア

pagetop