*。恋するブス。*






私の気持ちは有り得ないほど軽くなって。

その日からぐっすり安眠できるようになった。


勉強もたくさん頭に入るようになった。


泣くこともなくなった。



学校につくのも8時15分に戻った。

平安名がいつも職員室前に立ってる時間。





そして受験の日がやって来た。



私はすごくリラックスして受けれることができた。

問題も結構すらすら解けた。








『緊張したなぁ』


「うん。人いっぱいおったし」






私の中学から私の受ける高校を受験するのは

私と双葉ちゃんの2人。


双葉ちゃんとは同じクラスになったことなかったから

あんまり話したことなかったけど

この受験で仲よくなれた。



結構話があって好きなアーティストも一緒なの。


最初は双葉ちゃんのことギャルだから

なんか仲よく慣れそうにないなっておもってたし

ほら、私、地味子だから。



ギャルとかさぁちゃんぐらいしか仲よくなれないとおもってた。

でもこれって偏見だよね。



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