*。恋するブス。*





「双葉もあった!」


『「キャー」』




私たち2人は抱き合って喜んだ。

飛び跳ねたりもした。


でも横で落ちた人が泣き崩れだしたから

いったん喜ぶのをやめた。



そっか1.86だもんね。


落ちる人だってたくさんいる。

それをわすれちゃいけないんだ。


自分もそうだったかもしれない。




でも私、受かったんだね。


双葉ちゃんと一緒に高校行けるんだね。




嬉しい!





私は家に帰った後学校に行った。

そして職員室に向かった。


職員室には3年の先生は居なかった。

後期の人のための懇談をしているから。


私は学年主任の先生に受かりましたってつたえて

社会科資料室に向かった。





もしかしたら居るかもしれない。



<ガラッ>


『平安名っ』




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