センパイ
河川敷はとても静かで


川のせせらぎが私たちを包む。



私はうなずいた。



「何から話そうかなー・・・。」



センパイは困ったとき髪をかきあげる癖がある。





いつのまにか知ったこと。



でもそれが私がセンパイを想ってからの時間を



感じさせていた。
< 157 / 227 >

この作品をシェア

pagetop