センパイ
めまぐるしく変わる現状が



私を苦しめる。



けど、朝はまた来る。



「おはよー♪」



元気よく挨拶をする雫。


「おはよう・・・。」


どれだけ叶わなくても


やっぱりセンパイを探してしまう。



「涼汰センパイ探してる?」

雫の視線の先にはセンパイがいた。

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