センパイ
「へ?」

思わずマヌケな声が出てしまった。

「結城涼汰。副会長やってるから

   また会えるよ。きっと。」

彼は私の心を読むように


答えた。


涼汰センパイ。


私が好きになった


優しい



センパイ。
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