センパイ
第三章 手作りシフォンケーキ
「結城涼汰ぁー?」

教室に響くくらいの大きな声で

雫は聞き返した。

大きいよと注意したけど


気にする様子もなかった。



一目ぼれなのかはわかんない。


けど・・・保健室の事で


好きな気持ちは確信した。


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