また恋をした、その時に。



メールを打ち終わったら後、
急に恥ずかしさが込み上げてくる。

顔がカァーって熱くなり、心臓の音も大きくなる。

私は一旦メールを消した。




“私もヒカリと帰れて良かった

リクの
優しくて純粋なところが好きになったんだよね。

でも今はちょっと複雑な気持ち。”



メールを打ち直して、送信する。



リク、やっぱり嫌。
他の人にも優しいのは。

私の事好きじゃないなら、




私にかまわないでほしい。


これが今の私のキモチ。



私はそのキモチを
リクにメールしてから布団の中に入った。

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