また恋をした、その時に。
そこからまた会話は途切れたけど
確実に時を刻んでいって。
どれくらいの時間が経った頃だろう…
蒸し暑かった部屋は
エアコンもきいてきて
ひんやりと涼しくなっていた。
「Tシャツ着なよ。風邪ひいちゃうよ?」
そう言いながら
彼女の足元にあったTシャツを取り、渡す。
すると心美ちゃんは
毛布を両手でがっしり掴み胸元まで引き寄せる。
そのままベットに横になってしまったんだ。
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