また恋をした、その時に。



「あ………あ、ぁぁ………」

僕に驚いた彼女の体は前方に傾く

さっきから何してるんだろう…
この子。




「お空…飛びたいの…?」

首を傾げ、彼女に訊ねてみた。




「た…すけて…」


そう言葉を発した
彼女の彼女の体は

今にも地上に落下する寸前になっていたんだ。

時の流れが止まったかのような
感覚だった───…



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