また恋をした、その時に。



  「お手紙?誰から?」

彼女は興味津々に手紙を覗きこむ


 「ママの大切な人からの手紙だよ。」


   「パパ?」


私は首を左右に振る。


「パパと同じくらい大切な人からの手紙だよ。」


そう答えると、
彼女は複雑そうに顔を歪めた。


そして
ベッドの上に乗ると
私にぴったりとくっついてくる。

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