赤 い 部 屋

急いでタクシーに乗り込んだ。


タクシードライバーは、びっくりしながらも、やっぱりという顔付きだった。

タクシードライバーは、私の言葉を待っているようだが、私は軽くパニックになっていて、言葉が出なかった。


タクシードライバーもそれが分かったのか、タクシーをゆっくり発進させた。
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