赤 い 部 屋

「あの白い家には、二十歳位の1人の女が住んでいた。しかし、ラビット症候群という、目が赤くなって死んでいく、恐ろしい病気にかかった。その病気は全てが赤にしか見えない、目の黒い部分も白い部分も、全く見境がつかないない程に目を真っ赤に染めるんだ。そしてその女は、今から6年前に亡くなった。それから、奇妙な噂が立つようになった訳だ」


私は絶句した。


だって…それって…!
嘘だろ……!
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