僕の大好きなお姉ちゃん



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「ん……」


瞼を開けると、眩しい光…。
そして、青い空。


ここ…どこ?

記憶をのんびりと辿る。
…あ、そっか。屋上だ。


あれ?
利翔は…。


「利翔ぁ…?」


情けないふにゃふにゃとした寝起きの声に、フェンスに寄りかかっていた男子が振り返った。



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