僕の大好きなお姉ちゃん
その時だった。
―――チリンチリーン…
自転車のベルの音が後ろから鳴った。
彼方かと思って、素早く思いきり振り向くと……。
そこに居たのは――なんと”桜木遥”だった。
「遥.....!!」
「よー奈々~…と、夏川」
思わぬ人だった。
まさか、遥と会うなんて~(^O^)ノシ
「桜木じゃん!
今日は仕事ねーの?」
「仕事無いって悲しい響きだなー(笑)
今日は妹がうちくるからオフ!」
「そっか...桜木ってひとり暮らしだっけ?」
「うん.実質的ね~
一応おばさんと暮らしてんだけど、滅多に家いないから」