僕の大好きなお姉ちゃん




胸がうずうずするの。




「うん…………
心配してくれて、ありがと!」




満面の笑みで返すと、彼方は再び布団にくるまって、「ん」と呟いた。






いますぐにでも抱きしめたいの。
強く、強く――。


もう二度と離れないくらいに。




< 169 / 317 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop