僕の大好きなお姉ちゃん





ぐーっと伸びをして、屋上の裏に回る。




屋上にある小部屋の窓から中を覗くと、埃をかぶったもう使われていない用具たちがたくさん見えた。

入ろうと思ったけれど、埃が気になってやめた。




そのまま、小部屋の外側の壁に寄り掛かって、そのままズズズ…とさがって座った。





目を閉じて、深く深く呼吸をした。
心を落ち着かせる。






< 202 / 317 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop