僕の大好きなお姉ちゃん



その時から、おばあちゃんがもっともっと好きになった。
悩みも、嬉しかったことも、全部全部、おばあちゃんに話した。



私にとって、かけがえのない存在。




おばあちゃん……。


私ももう中学生で、
滅多にここに来ることもなくなったけれど…。
もうちょっとだけ、甘えてもいいかな?


もうちょっとだけ、力になってくれるかな?
頼ってもいいかな?




そう思っていると、それに答えるかのようにおばあちゃんが口を開いた。

「悩んでることがあるなら、なんでも言いな?
おばあちゃんは、いつでも奈々の傍にいるよ」



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