僕の大好きなお姉ちゃん
「ありがとう、おばあちゃん!!」
そう言うと、おばあちゃんがニッコリ微笑んだ。
そして、何かに気づいたようにふと窓の外の方を向いた。
「あらあら……。
どうやら、お迎えが来たようね」
そう言って、優しく笑うおばあちゃんを不思議に思って、ふと外を思う。
すると―――、
ワンワンというユッキーの吠える声が聞こえた。
嬉しそうなはしゃぎ声。
――――――――――――彼方
メニュー