僕の大好きなお姉ちゃん





美空さん。





利翔を傷つけてごめんなさい。
そして……

―――――――――ありがとう。





胸が苦しくなって俯いていると、ギュッと手に力が入った。

不思議に思って彼方を見ると、ドアを真っ直ぐに見つめていた。




ガチャ……。
ゆっくりとドアが開く。




ゴクリと唾を飲み込んだ。







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