僕の大好きなお姉ちゃん





「はーい……」


低く掠れた声で、
そう言って出てきた。



服はジーパンにロンTだが、寝起きみたいだ。
エロくてカッコイイ……じゃなくて(汗)



利翔は顔をあげると、
目を大きく開いた。




「奈々………と、彼方………?」




「利翔………」




あたしは唇をキュツと噛む。
利翔への申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになってしょうがない。




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