僕の大好きなお姉ちゃん





ボロボロと涙を零す由実夏を見て、すごく胸が締め付けられた。





俺、ほんとバカだな、って…………。
最低だ。
最悪だ。




どれほどの人を傷つけたんだろう…?
自分が素直になれなかったばっかりに。







「………………相沢、が……
奈々のことずっと好きなのッなん…・て、わかってた………ッ


け…・ど…ッ








隣にいれるだけで、
幸せだったから―――――――――――――」





< 283 / 317 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop