僕の大好きなお姉ちゃん




ただ―…キスが嬉しいだけか。



あたしはこの時、そう解釈したんだ。
相手が誰でも、ただキスが嬉しいだけなのかな―?って。








「……ん…・・?」


ゆっくりと瞼を開けると、白い天井が視界いっぱいに広がった。




ふっ、と隣を見てみると…彼方がいた。
こっちのマンションも、ベッドが一つだから、驚きはしない。

…ん…?



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