お預け中?
記憶を辿る。

彼女がいた事はある。

しかも一般人。

それも、ソロ活動していた頃。

無名にも近い状態の中で活動していた時の話。

今のメンバーに出会い、そして今、目の前にいる彼女に出会うまで付き合った女性はいない。

毎日、タレント活動と曲作り。

今、頑張らないと将来が無いと思った。

俺は恋愛なんてしている場合じゃなかった。

だから、あの女優が彼女である訳はない。

一体、何でそんな嘘を付く必要がある・・・?

「俺は・・・君が知っている様に全然売れていなかったよね?」

毎日、暇を持て余し、先が不安だった頃を思い出す。
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