(仮)BLANK DAYS〜バスケット行脚〜
⇒1 on 1
俺とザキは玄関においてあるバスケットボールを手に取り外へ出て行った。
「なぁ〜俺らもジョーみたいに塾いかなあかんかなぁ?」
「成績が悪ければ行けばいいんじゃない?」
「ほんなら、俺完璧いかなあかんやん」
「いけばいいじゃん」
「俺まで塾行きだしたらリョータ寂しくなるで?」
「俺のために行かないの?」
「まさか!塾なんて居心地悪そうやん。
俺、勉強嫌いやし、わざわざ勉強しにいかなあかんってのは嫌やなぁって思って」
「そんなんで志望校合格できんの?」
「面接でなんとかなるかなって思って。
でも、ジョーは凄いよなぁ。頭いいくせに塾にも行ってさ」
「ジョーは……特別だろ?」
「あのおかんやもんなぁ」