(仮)BLANK DAYS〜バスケット行脚〜


そんなジョーにイラついて、必死に漕いでジョーに追いつこうとした。


が、そんなに差が埋まることなく、ジョーはあるところでブレーキをかけた。




ジョーの傍に自転車を止める。



「ここは……」


「公園」


「なんで?」


「休憩のため」




ジョーの口から休憩という言葉がでて、ホッとしたのか漕ぎすぎて疲れていたのか、俺はその場でしゃがみこんだ。



「ッハァ……ッハァ……」

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