(仮)BLANK DAYS〜バスケット行脚〜


「もし、ゲームをする相手が大学生なら?
高校生だとしても体格のいい3人組だったら?
そんな相手だったら負けるかもしれないじゃないか。

だって僕たちはまだ中学生なんだ。バスケを初めて3年目の僕たちが適わない相手だっているだろう?
バスケは経験なんだ。経験値を積ん出るほうが有利だし、地の利ってのもある」


「だったら何でこんな話を持ちかけてきたんだよ。勝てる見込みがあるからだろ?!なんで今ごろそんなこと言うんだよ!」


「リョータ!落ち着けって!!」




ジョーの妙に冷静な話し方がなんだか気に食わなかった。


こんなことで怒鳴ってる自分が子供っぽい気がして、だけどそれでもジョーは冷静に淡々と感情を表すことなくて、なんでこんな時にでも冷静にいれるのか分からない。


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