(仮)BLANK DAYS〜バスケット行脚〜


「はいはい。暑いし疲れるしでイライラしてたんやんな。
リョーちゃんったら子供っぽいところあるからねぇ」


「ハァ?!お前に子供っぽいとか言われたかねぇーんだけど」


「はいはいはいはい。もうわかったから、ほら、ボールでも持ってクルクルしとき」




ザキが自分のカバンの中からボールを取り出して手渡してきた。


ブツブツの感覚がなんか嬉しい。





「クックック」


「何笑ってんだよ、ザキ」


軽くザキを睨みながら手の感触を楽しんでる。

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