執事と私の前世の関係
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「秀吉<ヒデヨシ>様
私は貴方を憎んでいます
……ですがみなも様は愛しております」
ふとっ下らないことを呟いていたことに気付く
「純那<ジョンナ>〜入るよ」
可愛らしい声が聞こえる
「どうぞ♪」
怯えさせないように明るい声で言う
「ごめんね仕事外の時間なのに……」
「じゃ……礼を下さい♪」
みなも様は小柄だから抱き締めてしまうとすっぽりと隠れてしまう