執事と私の前世の関係



「いました!!」




豊の話によると



純那は水無月秀吉のお墓にいたと言うけど……




「もう2日前の話になるらしくて……


目撃者の話だともう一軒お墓に行くと話していたらしく……」




もう一軒……



多分純那の前世の人だ


でもなんて伝えよう



名前ぐらい聞いておけば良かったのに………




「豊、水無月秀吉ってどんな人なの?」



「さぁ?でもかなりのロリコン好きと聞いてますよ


そこら辺の町娘を自分の手元に置いておくなんて話も聞きますし……」




「もしかしたら純那はそこら辺の町娘のお墓にいるかも!!」




私の言い方が変だっただろう……



豊は眉を潜めた




「みなも様〜なんの根拠に」




根拠は…


「勘!私と純那は付き合いが長いから自然と分かるのよ!!!


ほらっ豊!探して」






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