執事と私の前世の関係



「……もしかして生まれ変わりの私に対してのイダズラ?」



「すいません一応みなも様は秀吉様じゃないと言ったのですが……」



「言った?……純那その人たち知ってるの?」




「はい、記憶がある人たちで秀吉様の前世を持つみなも様に仕返しをすることを………」




そんなに恨まれてるの……



「純那……水無月秀吉って一体何をしてそんなに恨まれてるの?

もしかして純那のように他の人たちにも?」




「はい……あとは無理矢理結納させたり


秀吉様の気分で殺害したり……


レイプされたりと……」




「最低」



自分がしたことたけど…

なんて酷い





「俺が長い留守していてたのも皆に梅香家みなもは水無月秀吉とは違うと説明したのですが……



記憶をもって生まれる……


それほど前世のことが忘れられないらしく」




「純那は?私は純那に酷いことしたけど

私のそばにいて嫌じゃない?」




純那は私のそばに来て優しいキスをする




「私は秀吉様は憎んでいます


でもみなも様は愛しています」




………愛していますって


「だから嫌じゃないです

むしろみなも様のそばに入られて幸せです」




「そっか……」




赤くなっている顔を見られたくなくて私は下を向く






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