執事と私の前世の関係


「大丈夫です

しっかりみなも様を守ります


みなも様と2人で幸せになる方法を考えます」



力強く言ってくれると心強い



「他にも何かかけたの?」


言いづらそうに純那は口をどもる



「忘れました……


それよりみなも様は今ピアノのレッスン中何ですからピアノをしてくださいよ」




しぶしぶ日本の民謡"ふるさと"を引く




純那は小さい声で歌う




「さすがですね

ピアノを引くと頭が良くなるらしいですよ」




ガッシャン




窓が大量に割れた音




多分、隣に聞こえてくる音





「みなも様隠れて……」




ドアを乱暴に開けられた


「水無月秀吉……」




私の前世の名前を呼ぶ



ドアの向こうには10人にいるだろう




「沙由!!なんで水無月秀吉のそばにいるんだよ

殺すならさっさと殺せよ」



沙由って……純那の前世の名前……





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