執事と私の前世の関係
「沙由様お向かいに上がりました」
当時では珍しい人力車
わざわざ水無月家の者が迎えに来てくれた
「じゃ行ってきます!!
お父さん、お母さんたまにはちゃんと帰ってくるからそんな悲しい顔しないでよ〜
しっかり働いてくるからね〜〜!!」
お父さんとお母さんは泣いては泣いてはいなかったが今にも泣き出しそうだ
本当に子離れたが出来ない親だ
満面の笑みを浮かべ沙由は水無月家に行った
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